回収までの流れ

事業系廃棄物回収のご依頼から完了までの流れ

事業系廃棄物の処理は、家庭ごみとは異なり、排出事業者自身に「適正処理責任」 が課せられています。法律(廃棄物処理法 第3条)に基づき、必ず正規の許可業者へ委託し、責任を持って処理しなければなりません。

排出事業者責任の徹底について

廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)第3条第1項において、事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならないとされており、また、同法第11条第1項において、事業者は、その産業廃棄物を自ら処理しなければならないとされています(排出事業者責任)。

環境省ウェブサイトより引用
https://www.env.go.jp/recycle/waste/haisyutsu.html

ここでは、当社に事業系廃棄物の回収を依頼いただく際の流れを、初めての方にもわかりやすくご説明します。

1.お問い合わせ

まずはお電話またはお問い合わせフォームからご連絡ください。
廃棄物の種類・量・発生状況(定期的/スポットなど)を簡単にお伺いします。

事業系ごみの分別及び収集について

事業系ごみは、横浜市では収集しません。
また、古紙類などの資源物を、自治会や町内会等が行っている資源集団回収に提供することはできません。併せて、市内各所に設置している資源回収ボックスの利用もできません。たとえ少量であっても、資源物であっても、家庭ごみの集積場所に出すことはできません。

横浜市ウェブサイトより引用
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/bunyabetsu/gomi-recycle/ippan/jigyo.html

2.現地確認・ヒアリング

担当スタッフが現地へ伺い、廃棄物の種類・量・保管状況を確認します。
写真や資料をもとにオンラインで確認することも可能です。
廃棄物が「産業廃棄物」に該当するのか「一般廃棄物」に分類されるのかも、この段階で整理します。

産業廃棄物の種類

事業所から発生する廃棄物のうち、法で定められた20種類を「産業廃棄物」、それ以外を「一般廃棄物」といいます。
その中でも爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるものを、「特別管理産業廃棄物」又は「特別管理一般廃棄物」として区別し、保管や処分により厳しい基準を課しています。

横浜市ウェブサイトより引用
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/bunyabetsu/gomi-recycle/sangyo/haishutsu/20230202130856120.html

3.お見積り提示

現地確認の内容をもとに、明確で適正な料金 をご提示します。
「量が増えても料金は変わらないのか」「後から追加費用がかからないのか」など、気になる点を丁寧にご説明します。

当社は、環境省が定める「廃棄物処理法」に準拠した契約書・マニフェスト(産業廃棄物の場合)を用いた対応を行っており、不透明な請求や不法投棄の心配が一切ありません。

4.ご契約・回収日時の決定

お見積りにご納得いただいた後、正式にご契約。
定期回収をご希望の場合は、曜日・回数・ルートを調整し、継続的な回収体制を構築します。
スポット回収の場合も、できる限りご希望日時に合わせて対応いたします。

5.回収作業

当日は、必要な車両・スタッフを手配し、迅速かつ安全に搬出作業を行います。
大型什器やOA機器など、重量物の処理も当社の熟練スタッフにお任せください。
ビルや商業施設など、搬出経路に制約がある現場でも柔軟に対応可能です。

6.適正処理・完了報告

回収した廃棄物はすべて法令に基づいて適正に処理します。
産業廃棄物の場合は「産業廃棄物管理票(マニフェスト)」を発行し、処理過程の透明性を担保。事業者さまの法的責任を守ります。

マニフェスト制度とは

工場や建設工事現場、お店やオフィスなどの事業活動を行っている場所から排出される産業廃棄物を、業者に委託して処分するときには、排出者は廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)に基づいて、産業廃棄物管理票、通称マニフェストを発行しなければなりません。
これはどのような産業廃棄物を誰がどこに運んで、どこでどのような処分を行ったかを、排出者が確認するための宅配伝票のようなものです。

国立環境研究所ウェブサイトより引用
https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/mame/202312_2.html


まとめ

事業系廃棄物の処理において最も重要なのは、

  • 法令に基づいた適正な処理
  • 信頼できる許可業者への依頼
  • 契約から処理完了までの透明性

です。当社は、自治体からの認可を受けた正規業者として、これらを徹底し、安心してご利用いただける回収サービスを提供しています。

「初めてで流れが分からない」「スポットだけお願いしたい」「定期的な契約を結びたい」
――そのような事業者さまは、ぜひ当社にご相談ください。


神奈川県の事業系廃棄物回収・横浜市の一般廃棄物回収

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事業系ごみ(通常)

飲食店やオフィス、各種店舗では日常的にごみが発生します。こうした事業系ごみは、許可業者による定期回収が安心・効率的です。当社では法令を順守しつつ、コストを抑えた最適なプランをご提案。長期的な安定回収により、事業活動を支える環境を整えます。
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事業系ごみ(スポット)

店舗移転や倉庫整理、大規模な片付けなどで一時的に多量のごみが発生する場合には、スポット回収が便利です。必要なときにだけ依頼できるため無駄がなく、短期間で効率的に処理が可能です。廃棄物の種類や量に応じて柔軟に対応し、事業者様のニーズに合わせたサービスを提供します。
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回収までの流れ

事業系ごみの回収も、流れはとてもシンプルです。まずはご相談いただき、内容確認とお見積りをご提示。その後、スケジュールに合わせて作業を実施します。許可業者ならではの明快で安心できるプロセスで、事業活動に支障なくスムーズにご利用いただけます。